おはこんばんちは。
断捨離にいそしむばいろんです。なかなか物が減らせないんだなこれが!
今回は初心者から初級者へとレベルアップ(自称)したばいろんの練習方法について書いてみたいと思います。初心者の方はこちらをまずチェック↓
初級者の津軽三味線の練習方法
まず初級者というのはどのあたりのことを指すのか?ばいろんの中では、「三味線の構え」「撥の持ち方」「右手の振り方」が安定し、何も考えなくてこれらがサッとできる。かつ、3曲くらいはテンポも普通に楽譜を見ずにさらっといつでも弾けるくらいですかね。
何年経ったか?というのはあまり関係ない気がします。上達のスピードは人それぞれかつ練習量にも比例しますので。
ちなみにばいろんは三味線歴は2年半くらいになるよ。
まだまだひよっこですな。
まず駒をセットして調弦する
もうだしっぱなしだからね、楽器はいつも。さっと練習ですよ、隙間時間にサッとね。
もう初級者なので調弦は構えたままできる!!
調弦はクリップチューナーがあると便利だけど、耳を鍛えるのも忘れずにね!
このときですね、ゆっくり確実に調弦するのではなく、大会とかでみんなが演奏する前にやっている感じで毎回やってみてください。そこも練習になるので。
ババーンとかっこよく一の糸で入って、プロっぽくサワリをつけて、そしてかっこいいリズムのままに調弦するのだ!
三の糸いったのにまた二の糸に自然に戻ったりしてかっこよく調弦しているプロの真似をしてみよう。初心者まるだしの調弦からレベルアップを図るのであ~る。
もちろん自分の耳に自信がない場合はチューナーで最後に各音があっているかはチェックしたほうが良いです!自分の音が合っているのかは常に気にしないとだめ。
そのまま六段に突入する
かっこよく調弦が終わったらその勢いのまま六段に突入する!
別に六段じゃなくても、なんでもいいです。自分が好きで自信のある曲なら何でもね★ただしちゃんと覚えててテンポもキープできる曲でね。
六段はいろんな技も適度に入ってノリもいい。練習最初の肩慣らしにはもってこいかなと。1から3段まででもよし、4から6段を入れてもよし、そこはお好みで。
このときただ漫然と演奏するのではなく、本番を想定して想像力を働かせて演奏してください。間違えても止まったりやり直したりは出来ません!!お客さんに聞いてもらっているつもりで演奏するのです!
イマジネーションこれ大事!イマジンオールザピポォぉぉぉ~♪
どうした急に…
本番を想定する意味とは?
この練習の意味とはですね、まず曲をいつでもサッとすぐ弾けたほうがいつかきっと役に立つんじゃないかと。音出しとか肩慣らしの時間が取れない場合も多々あるわけですよ、今後の演奏人生において。
弾きこんでからしか力が出せないという状態をなくしていく方向。
別にプロ目指してないし、本番の機会なんてないんだけどというあなた!楽器を演奏する目的は人それぞれなのでただ一人で弾いて満足という場合はそれでもちろんいいんですが、やはり楽器は誰かに聞いてもらってこそ♪いつかのその時のためにも想像の中で舞台に立ってみてください。
急に緊張して弾けなくなるからね(笑)誰も部屋にいないっつーのに!
想像力豊かやな~
また、曲を通して弾き切る!というのも重要。
たとえ間違えたりフレーズの順番をとちったりしたとしても、それをリカバリーする練習にもなるのだ!
いつも間違えると演奏を止めてしまう人は、弾き切る練習も取り入れよう!
次に忘れたくない曲や他の得意な曲をさらっと弾く
ずっとイマジネーションを働かせていると疲れるし、危ないやつになりそうなので六段のあとはちょっと一息いれて、忘れたくない曲や得意な曲をさらっと通して弾く。
ばいろんはお教室でならった曲を一通り弾いてみたり、自分で覚えた民謡を弾いたり、その日によって弾く曲は変化をつけているよ。
このとき先生の音源をイヤフォンで聞いて一緒に弾く練習をする日と、自分だけで弾く日と交互になるようにしたりしている。
音源を聞きながら弾くとき
音源を聞きながら一緒に弾くときに気を付けている点は、
- テンポ感(全体のテンポはもちろん、どこで間をとるのかなど)
- ゆりの入れ具合や音の伸び具合
- 音量調節(どこでクレッシェンドする?どこで音を小さく?)
- 音程(ツボが合っているか?)
- スリの速さや音の感じ
- その他、前撥後ろバチやハジキの場所があっているかなども
自分だけで弾くとき
自分だけで弾くときは
- テンポがぶれないか?苦手なところで遅くなったりしないか?
- メロディに迷いがないか?(音源なしだと次何だっけ?と考えながら弾くため)
- 音を外していないか?(ツボの位置、調弦)
- いつも間違えるところや苦手なところはどこか?
- しっかりと右手が振れているか?
- 姿勢がいいか?
- 音量や前撥後ろバチなど
苦手な部分や記憶があいまいなところなどを重点的に練習
さらっと通した曲の中で、できなかったところや記憶があいまいな部分、苦手な技などを重点的に練習する。
習う曲が増えると似たような手が記憶の中にいっぱいになって、大混乱が生じるんだなこれが。
暗譜がまだの新曲の練習に入る
ばいろんはここまでやってから、最後に新曲の練習に入る。
暗譜の方法は上にある記事をみてほしいにゃり。
基本的には楽譜がないお教室なので、先生の動画を見ながら音をさらっていくスタイル。なかなか時間がかかるが自分はこのほうが将来的には上達への近道になる気がするので楽譜なしでもいいタイプ。
でも超時間かかるし全然楽しくない!という人は先生から楽譜をもらおう!楽譜からのほうが覚えるのが早い人も多いと思う。
どちらかというと、暗譜は早く終わらせて細かい表現力をつける練習をたくさんしたほうがいいと思うので、音から拾うのが遅い人は楽譜から学んだほうがいいと思う!
どっちも併用するのが一番効率いいかなと感じる。
楽譜からの場合は楽譜を見すぎずに、少しずつ確実に覚えていくのがコツにゃり!
ばいろんの場合、一日に覚える長さは2から4小節くらいしかない。ものすごく遅い亀のような歩みに感じるが確実にそのフレーズは覚えるという感じで進めていく。
似たような手が多い曲が多いので、メインの手を覚えると後半はサクサク暗譜が進む可能性が高い。前半は歩みが遅くてもあせらずしっかりと覚えていったほうが良い。
その日のフレーズを覚え終えたら、次は曲の最初からそこまで通して弾けるようにしよう。
暗譜中は新しく覚えたところまでは最初から何回も弾くことになるので、結果として曲全体を覚えられるようになる。
新曲暗譜中は手を痛めがち
暗譜中は出来ないフレーズや初めての手の動きが出てくることも多く、イライラもつのるので手や身体に無駄な力が入りやすい。あまり長時間の暗譜練習はおすすめしない!
休憩をとりながら、途中で出来る曲を気分転換に弾いたりしながらやっているよ~。
休憩といいながらずーーっとツイッターみとるときあるけどな!
出来ないフレーズの練習方法
出来ないフレーズの練習方法はとにかく、「音を覚える」「分割して」「ゆっくり」この3つが重要。
①「音を覚える」は頭の中で歌えないフレーズは楽器で演奏は出来ないから!何回も音源を聞いて、まず歌ってみる。リズムと音程を感じて自分で声に出してみる。これかなり重要。
吹奏楽部でもよく歌わされたよね~音痴でもいいのよ、歌えればいいの。
昔からある口三味線というのはかなり理にかなった練習方法なのであ~る。
口三味線はほぼ知らないけど、適当にそう聞こえたフレーズを勝手に自分なりに頭の中で歌って覚えたりしているよ。「しっちゃかめっちゃか」とか聞こえるフレーズあってそう呼んでいる自分の中で(笑)
②「分割して」は難しいところはフレーズを細かく分解して練習するということ。
ただだらだらと流れにのって長いフレーズを練習しても全く暗譜できないし出来るようにならない。できないところほど一音一音分解して確実に覚えるほうが結果的には早く覚えられる。
③「ゆっくり」はとにかくゆっくりしたテンポで練習すること!あとからテンポを早くするのは実は簡単なのだ。テンポを速くすると弾けないところがある人はその部分だけ超スローで弾いてみよう。そうするとどこでつまづいて出来ないのか?がわかる。
早いテンポで弾けないところほど、ゆっくり一音一音確実にならせるように練習すること。早いテンポでなんとなくさらっても、その時は出来たように聞こえてもそのあとテンポを変えると出来なくなるのだ!
テンポを速くしたいときは徐々に段階的に速くしていく方法と、ゆっくり確実に弾けるようになってから一気にテンポを上げるという方法と2つある気がするよ。
疲れたら終わりにする
暗譜中は結構頭も体も疲れるので、疲れを感じたら練習はすっぱりやめる。
手や体を痛めないこと。無理しないこと。それが一番大事~♪
そのフレーズ好きやなぁ
あとは六段以外でも最近覚えたじょんがら節を、本番をイメージして通して弾いてみたりしている。ただ弾けるという状態から一つレベルアップを目指して、表現力をつけていきたい所存。
たまには動画に撮る
これは簡単にできてかなり役に立つのでぜひやっていただきたい。
最近はほとんどの人がスマートフォンをお持ちだと思うので、サッと動画が撮れてすぐに見れるし便利です。
もう撮りすぎて容量圧迫してますわ!どうしよう。
ぜんぜん断捨離できてないやん。
撮った動画を自分で聞いて反省したり、うまくなったなぁと自画自賛したりしよう。動画に撮ることで自分の姿勢や叩き方、音の伸びやツボのずれなど演奏中は気が付けないこともわかる。また動画に撮るという行為に慣れることもできる。
最初は動画に撮るってだけで緊張しちゃうからね。慣れたらどんどん緊張少なくなるよ~。
まとめ
というわけで、初心者時代にはやっていたいわゆる基礎練習というようなものを最近はほぼしなくなった。基礎練習はもちろん大事だが、覚えた曲が増えてくると復習だけでも時間をかなり取られるので、六段の通し練習などを基礎練習の代わりとしている。
苦手なところは基礎練習のようなこともまだやっているよ。ハジキでツボを上がったり下がったりするやーつとか。
初心者時代はハジキの練習でも4回ずつゆっくり弾いてからツボ移動したりしていたが、次のレベルへと進むにはハジキを各ツボで一回づつにして上から下まで移動というような、実際の曲の動きに沿った練習へ変化させると良いと思う。
ただ漫然と曲をなんとなく通して弾く、という練習からは脱却しよう。意味のある動きで効率よく練習するのが上達への近道のはず!!
練習は時間より内容にゃり。目的をはっきりもって練習するべし。
とはいえ、楽しむことも重要、楽しくないと続かないもんね★
練習の隙間時間にこのブログでも読み返してね
変な宣伝ぶっこんでこないで!
じゃ、お母さんもう寝るからね!あんたたちも早く寝なさいね!
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片耳だけはめて練習するのにワイヤレスイヤフォン便利!
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