津軽三味線の押し撥とは?【苦手だった押し撥に光が見えた話】

津軽三味線の押し撥とは?【苦手だった押し撥に光が見えた話】津軽三味線の巻

おはこんばんちは。
子どものおかげでチェスのルールを覚えたばいろんです。将棋より簡単だからお子さんにはおすすめ。

さて、押し撥が苦手だったばいろんですが、最近光が見えてきたので大いに語ってみたいと思います。押し撥とは何ぞや?からの、押し撥のコツなどをまとめてみました。

押し撥とは?

押し撥とは三味線の技法の一つで、弦を叩いたあとにそのまま撥先を皮から上げずに一つ下の弦を撥を滑らせながら鳴らすという技

二の糸から入って三の糸を押し撥し、再び三の糸を叩くという技が津軽三味線ではよく出てくる。が一の糸から二の糸への押し撥も当然ながらある。

にゃんこ先生
にゃんこ先生

叩いたあとに撥先を上げずにそのまま皮に撥を押し付け、下方に撥をスライドさせることにより下の糸の音を鳴らす技を総称して押し撥というにゃり!

押し撥のコツ

押し撥自体はそれほど難しくはない。弦を力強く叩けるようになっていればそれほど苦も無く出来るようになる技法であるといえる。

最初の叩きを意識する

一番のコツは、始めの叩きをきちんと力強く打つこと。二の糸からの場合は二の糸を叩くときに優しくなりすぎない。二の糸を力強く叩いたそのままの力を利用し、撥を皮に押し付けて下方へ力を流して三の糸を鳴らす。

ばいろん
ばいろん

ズタッ!というような音が出るよ。

力み過ぎない

叩いたあとに皮に撥を押し付けたままスライドさせるわけだが、どうしても初めは右手に力が入りすぎてガッチガチでやってしまう。

力が入りすぎていると必ずどこかを痛めるので注意したい

ばいろん
ばいろん

ばいろんは押し撥練習のときはいつも右手首がやられていたよ。

ヤギ助
ヤギ助

どんだけ無駄な力いれてんだよ!

皮に撥をあててスライドさせるときはむしろ力ではなく勢いをイメージすること!力でスライドさせて下の弦を鳴らそうとすると手首を痛める。

にゃんこ先生
にゃんこ先生

叩いた勢いを利用してそのまま楽に下へ移動するイメージにゃり。

まず普通に叩けていないとできない

初心者時代は弦が叩けているように自分では感じていても、実はどこかが間違っていたりまだ出来ていない部分があったりするのだ。

まず普通に最初の弦がきちんと叩けるようにならないと押し撥も出来ない。二つ目の音がすべってしまったりする(リズムが早くなる)。

最初の弦をきちんと鳴らしてから、下の弦を鳴らすことを意識すると良い。

ばいろん
ばいろん

腕の力で撥を滑らさずに、撥の先をスッと下へスライドさせるイメージに近いよ。

連続押し撥が初心者には難しい

よく出てくる、棹の下の方のツボを利用した連続押し撥。

二の糸を叩いて押し撥で三の糸を鳴らし、そのあと三の糸を叩くという流れ。ツボ移動しながら連続で鳴らすというようなところは、初心者にとってはなかなか難しい。

ばいろん
ばいろん

ズタタン、ズタタンってカッコいいフレーズですごく好きだけど、手首が3回ほど死んだ。

ヤギ助
ヤギ助

そうなの??(笑)

最後に三の糸を叩くという動きに惑わされて力みがち

押し撥をした後に三の糸を叩くという動きが加算されると、なぜか身体全体に力が入ってしまう。

ばいろん
ばいろん

右腕全体に無駄な力が入ってしまい、動きが遅くなって余計にうまくできないというループ。

師匠
師匠

しかも早めのフレーズでツボ移動もしないとなので、初心者さんにはなかなかに厳しい。力むなというほうが無理なのであ~る。

経験者になると「どうして押し撥が出来ないのか?」が分からなくなるのでは?!

というくらい押し撥は津軽三味線奏者にとっては、どうということのない技法。

一度コツをつかんで出来るようになると、出来なかったときのことがなかなか思い出せなくなるものなのだ。

ぺんぺん
ぺんぺん

人によってどうしてうまく出来ないのか?の原因も違うので難しいよね。

どうも力んでしまって押し撥が苦手だと思っていた日々

色々な動画やサイトを参考にして練習してみたが、力みがなかなか取れない日々。しかし少しずつ前よりは確実にやりやすくはなってきていた。

だが新たなフレーズやテンポが速い押し撥が登場すると途端に苦手意識が顔を出す日々。

ばいろん
ばいろん

しかし、ある日のお稽古で一筋の希望の光が!

ヤギ助
ヤギ助

大げさなんだよな

先生からのアドバイスは「押し撥したあとの三の糸の叩きは勢いのままかる~い気持ちでやるといいですよ。撥を皮に押し込んだ力をそのままの勢いで滑らせて三の糸を鳴らし、さらに跳ねるような力に変えて最後の三の糸を叩くイメージです。」といったような内容。

ばいろん
ばいろん

これがズバー――ンとばいろんの心に刺さりました!これだぁーーーーー!

今までは押し撥の撥を皮に押し当てている時間が長すぎたのかも?完全にその人の個性によるのかもしれないが、連続押し撥は初心者さんの一つの壁ではあると思われる。

そして重要なことは、「習っていたら悩みもわりとすぐ解決する!」ということ。

これが独学だったならば、コツをつかむまでにさらに長い時間がかかったであろう。

ばいろん
ばいろん

なんだか急に押し撥が軽やかになったのである。奇跡の瞬間。

ヤギ助
ヤギ助

大げさなんだよな(2回目)

まとめ

というわけで、何が言いたかったかというと、

押し撥は連続や早いフレーズだと難しい
押し撥はどうしても力みがちだが、なるべく力まずに!
最後の三の糸を鳴らすのは軽やかなイメージでやると良い(勢いを利用して)
先生に聞くと悩みが一瞬で解決するからすごい
ばいろん
ばいろん

まぁこんなところです。一番言いたかったのは、「なるほどこれかぁ」とコツが分かった時、気持ちがいいってことです。

ヤギ助
ヤギ助

いや、そこ?!まぁ良かったね悩みが解決して。

ばいろん
ばいろん

というわけでお母さんレベルアップしたし、もう寝るからね。

ヤギ助
ヤギ助

(はたして、レベルアップはしたのか?!)

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