お久しぶりです。ここ最近いろいろありまして環境がガラリと変わったばいろんです。
さて、ブログを休んでいる間に津軽三味線も6月下旬で4年目に突入です!3年過ぎたらもう辞めることはなさそうな?!かなりハマった趣味といっていいでしょう。まだまだ興味は尽きないのでこれからも続けていく所存。3年目はどんな感じだったのか?記事にしてみました。
津軽三味線歴3年のレベルは?
楽器の演奏レベルを文章で表現するのは限界があるが、動画をアップするのは怖すぎるので文章で行きます!
弾けるようになった曲数は?
3年目が終わった時点で弾ける総曲数は25曲くらい!
1年目で民謡曲を片っ端から覚えたので10曲くらい弾けるレパートリーがあり、2年目が終わってレパートリーの総数は18曲くらい。だったので3年目で新しく覚えた曲は7曲ということになりますな。
前にも言ってますが曲数には何の意味もないのでまぁ参考程度に。曲の難易度によってや完成度によって曲数はどうとでもなるので。
1年目、2年目がどうだったのか?知りたい方は上記をクリック!
3年目で出来るようになったこと
本当に記憶が曖昧でどうだったっけな?と思うがなんとか記憶を掘り起こすと
ついにじょんから節新節を弾けるようになる
六段もじょんから節新節というのなら、じょんから節は2曲目ということになるのか?先生の作ったじょんから節新節曲弾きを1曲暗譜したのは大きな節目と言えるのではないだろうか?
津軽三味線といえば津軽じょんから節曲弾きだもんね!!
じょんから節練習に伴い、じょんから節で出てくるよくあるフレーズが多少は身についたので、人のじょんから節を聞いてもなんとなくこういう手かなぁと耳コピが以前よりは簡単にできるようになった。
あとあのよくある下のほうのツボでの「ツッタカタンタン、タンタン、タンタン」のところのツッタカタンのあの早いフレーズが自分の出したい速度で7割がた成功するようになった!
どこのことだよ??!
最初はあの早い動きをカチッとハマらせるの難しくないですか?ばいろんはやっと納得のツッタカタンが出るようになってきた次第です。
ついでにじょんから節中節も弾けるようになる
新節以外にも弾けるようになると、よりじょんから節とはなんぞや?がわかってくるかもしれませんね。ばいろんはまだよくわかってませんけどね。
ちなみに中節はすごく好き!ダサ目で渋いリズムがいいんだよな。
実は旧節も超初心者時代にネットで拾った楽譜から練習したので一応弾けるけど、先生からはまだ習っていない。
本調子の曲との出会い
二上がり命みたいな、二上がりの曲しかやってこなかったというか出会いがなかったばいろんだが、3年目にして初めて本調子の曲もできるように。
曲はおてもやんだよ。熊本県民謡で方言が難しいから唄の歌詞がいつまでも覚えられなかったよ。
本調子は二上がりからだと二の糸を下げるのでドソドだったものがC(ド)、F(ファ)、C(ド)になる。この調弦の音は優しめで穏やかな感じになるので好き。二の糸のいつも使う3のツボが4のツボに移動してくるようなイメージになるので、弾いていて混乱が生じることも。
本調子の曲を習ったことによって調弦も耳でなんとか本調子にできるようになったりならなかったり。
いや、どっちなんだよ?!
津軽よされ節との出会い
出会ってばっかりで世界ウルルン滞在記かよっ!
ねぇ!若い時にウルルン滞在記の一般人からウルルン滞在できるやつを探す企画で面接まで行ったことある(笑)
いや、知らんし!!
津軽よされ節は津軽5大民謡のひとつで結構難しい曲だと思われる。習得までかなり日数を要した。まぁなんとか最後まで弾けるってだけで情緒もへったくれもない演奏だが、一応唄付けバージョン?を暗譜したのだ。
やったぜ!よされ節弾けるってまぁまぁすごそうじゃない?!
津軽5大民謡をどの順番で習うのか?は特に決まりはないのであ~る。
津軽あいや節との出会い
また!また出会っとる!!
なんでか忘れたけどよされ節のあとにあいや節も習った。
あいや節はリズムがかっこよくて聞いている分にはとっても気持ちのいい曲なのだが、弾くほうは難しい。テンポが早いのに前撥が出てくる回数多めなので今のところギリギリ暗譜したけどなぁといったところ。
でもたぶんよされ節よりは早く暗譜できたわ。似たような動きが多いので。
9じゃなくて8のツボを使うところがいつもと違うよね。
かき回しがジャランジャランできるようになってきた
曲の最後にジャランジャラン言わす「かまし」「かき回し」の本当に最後のほうで、2の糸と1の糸にまでハジキを拡大させるのがなかなか難しく感じていたが、最近少し良くなってきたと感じる。
あれは気持ちも盛り上がるし好きなんだよなぁ。
結構コツをつかむまでは滑らかに音を出すのが難しいにゃり。
右手の撥を振るスピードが明らかに速くなった
自分の動画を見直して発見したぜ!
じゃあもう動画で上達具合見せろよ!!
こういうどこが良くなっていくか?は個人個人で結構違うんじゃないかなぁと思う。初めて1年目ですとかの人の動画をみるとばいろんよりだんぜん撥を振れてたりするわけで。自分の得意な部分は初めから割と出来ているので上達がないように見えたりもする。
3年くらいしてツボを外さなくなったという人も多いと思うが、ばいろんは比較的最初からツボは正確なほうだった。これは吹奏楽で耳が鍛えられていたからかも?!
苦手なところが3年位経ってやっと上達してくるということも多いにゃり。
リズム感が最初から素晴らしい人もいるし、撥の振りが得意で最初からすごい人もいるし、初めからツボが正確な人もいるし、人それぞれ得意な部分と苦手な部分が混在していてだから面白いんだなとも思う。大会を見ても、ここはダメだけどこの人のこの部分はすごいなぁという視点を持つようになってきた。
得意を伸ばすか?苦手を克服するか?そういった方向性を今後は決めていく必要もある気がしている。
ユリの存在をもう無視しない
長いことユリのことは無視して暮らしてきたのだが、最近はなるべくここは入れないとという部分についてはなんとなくユリをする努力をするようになった。
先生によると思うけど、最初から全部ユリ入れるとか無理ゲーなタイプだし、先生もユリはまだいいよって感じなので存在を無視して暮らしてたよね。
最初からちゃんと技術の癖をつけておくほうがいいのか?簡単なことができるようになってから他の要素を足していったほうがいいのか?これは楽器界では答えは出てないんじゃないかなぁと思う。
ばいろんは後から難しい技術を乗せていくほうが楽だし好きかも。
基本的に何事も簡単なことから段階的にというのが主流ではあるよね。
津軽三味線3年目の練習量は?
練習できる日は1日2時間くらいはやったかも(休憩、Twitter時間も含めてトータル2時間くらい)。しかし練習できない日もかなりあったので平均すると毎日1時間以内といったところかと。
3年目は長い期間(1か月以上)弾けない時期もあって三味線から離れた時間は1,2年目より多かった印象。
家庭の事情が影響するよね。でも7曲も覚えられてよかったね。
暗譜の能力はかなり上がって早くなったと思う。
津軽三味線歴3年、その他の変化
その他の変化はというと、
生演奏を聴く機会が増えた
環境が変わったこともあり、津軽三味線コンサートに何回か足を運べた。プロの生演奏はやはり迫力もあるしとっても勉強になる。
あとTwitterで知ってる奏者が見に来てたりするから生で会えるよ
怖い!おばさんストーカー的発言すな!!
民謡に興味が出てくる
習い始めたころはとにかく一人でじょんから節曲弾き出来るようになりたい!という気持ちだったが、最近は民謡の伴奏や唄付けのほうに興味が出つつある。
子どもと一緒に民謡教室に通ってみたり。
じょんから節も唄付けできるようになったらもっと楽しいかもね。
暗譜スピードが速くなる
先生のお手本動画から耳と目で探って暗譜する方法をとっているが、やったことのある手が増えてきたせいか暗譜スピードがかなり速くなったと感じる。
何回動画を凝視してもどのツボかわからんとか、何してるのかわからんというのが減ってきた。
慣れてくると何事も早くできるようになるにゃり。
音を聞いて、この辺のツボでこんな感じの手の動きだなというのが感覚的にわかるようになってくるので、たくさん種類の違った曲を覚えるとよりこの感覚が育つのが早いと思われる。
ただ曲が弾けるという状態から伸び悩む
暗譜してたくさん曲を通して弾けるようにはなったが、そこからどうやって進化させるといいのか?という部分で伸び悩みを感じている。
例えば、音量の変化とか小さいきれいな音でとか独特のリズム感とか、表現力全般ね。
自分の演奏を聴いてもまぁ弾けてるけど、聞いててつまんないというかなんとなくのっぺりしてて盛り上がりに欠ける感じである。
今後は表現力も先生から習っていくと良いのであ~る。
まとめ
というわけで、津軽三味線3年目は、
- じょんから節新節曲弾きができるようになる
- 他のじょんから節も習う(中節など)
- 津軽よされ節と出会う
- 津軽あいや節と出会う
- 本調子に出会う
- 撥の振りスピードが速くなる
- 暗譜が早くなる
- ユリの存在を無視しなくなる
- かき回しが上手になる
- 唄付けに興味が出てくる
といったところ。
もう3年も経ったのか…月日が経つのは早いのぅ。
ブログは3年目突入?!
おかげさまで、ブログもギリギリ続いててよかった。
三味線4年目も頑張っていきましょう。
でた!ナンシーって本当に誰なん?!
じゃ、お母さんもう先に寝るからね。
この無駄なやり取りはまだ続ける気なんやな。
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