おはこんばんちは。
毎日1時間半ほど三味線練習しているばいろんです。
ずっと続けて弾いていると変な力が入ってきて手を痛めるので、休み休み練習するタイプ。
さて、津軽三味線を実際に始めるにはどれくらいお金がかかるのでしょうか?
本記事ではばいろんが実際に使った金額をリアルに書いてみます。リアルガチに。やばいよ、やばいよ~。総額いくら使ってるのか知らないからドキドキ!
初心者が買う津軽三味線本体はいくらくらい?
前提として、楽器の値段はどこの世界でもピンキリです。ピンからキリまでどこまでも。津軽三味線は一番安くても新品なら5万円代くらいです。お手軽価格ではないですね。
市場が小さいからかもしれませんが、楽器としてのランクが低くてもお値段は高めです。そこそこの使える楽器でも新品では20万から30万円以上。素材自体それぞれが最近では入手困難で高いものが多いので楽器のお値段もそれなりです。
どの程度のレベルの楽器を買うのか?によってかかる値段も全く違ってきます。
わたくしは一応、一生続ける意気込みで楽器を買っております。が、お金はそんなに多くは使えない(悲しい)。
実際に買った津軽三味線のお値段
中古で備品込みこみで、
はい、12万えーーーーん。
某通販サイトみたいな言い方すな。
中古、紅木、東さわり付き人工皮(犬皮も選べた)、棹の太さが一寸ではなく9分8厘。三つ折れ、仮継ぎはなし。
付いていた備品はですね、
- 糸巻き、音緒(ねお)、胴かけ、天神カバー、胴張りゴム
- ハードケース(使用感あり)、長袋、つや布巾
- 駒(こま)
- 指すり
- 糸(予備糸も含む)
- 音緒駒
- 撥皮シール
- なんかワックスみたいなやつ
以上です。すごくお得かなと。
懇意のお店を紹介して頂いたので多少はサービス的な(?)何かがあったかもしれません。
ちなみに
1寸=約3.0303cm
1分=約0.303cm
1厘=約0.0303cm
一寸と9分8厘ってめっちゃ微々たる差だな!
撥(ばち)のお値段
撥は二丁買いました。諸事情あって。別に一丁あれば十分かと思う。
アクリル撥
このあたりのをポチっと購入。
13,200円なり。アクリルでもたっかいな!
アクリル撥はものすっごく軽いです。開き(撥の先の部分の長さ)が大きすぎてばいろん的には使いにくかった。
でも色がかっこいいのだ!
動物愛護精神の高いかたにはアクリル撥もおすすめだね。
べっ甲撥
憧れのべっ甲撥も買いました、結局。最終的には多くの人がおすすめするものに落ち着いていく傾向があるので、極端な動物愛護精神の持ち主でない限りは初めからべっ甲撥を買った方がいいかもしれない。
お値段、中古で2万円!
これもおすすめのお店で買わせて頂きました。
べっ甲撥もお値段ピンキリなんですよ。
しかも長さ・重さ・開き具合・色・持ち手の素材などすべて微妙に違っていて初心者が選ぶときには困る。
その他の備品
特に必須ではないが、ばいろんが個人的に欲しくて買ったもの。
指すり
付属のものはきつめで指が痛くなるので大きめを買いなおし。
アマゾンでぽちっとね。1,375円なり。
あ、値上げの波で今は1,650円のようだ…
撥入れ
撥が二丁になったので夜中に勢いでポチってしまった。
中に撥二丁と駒も入れるところがあるので便利。13,200円。
かわいい柄のものを買うとテンションが上がるのでおすすめ。
忍び駒
夜に練習したくて買った。そこそこ音は小さくなるけど深夜に狭い家で練習するのは無理だなという音量が出る。
848円なのでサクッとポチれる。
糸道がつけてあるものを買ったほうが楽なのでポチる前にチェックしましょう。(溝がないやつは自分で溝を彫らないといけないのです)
三味線スタンド
これもうホントに神レベルでおすすめしたい!
5,500円!折りたためるので三味線ケースに入れて簡単に持ち運べる~。わりと軽くて小さいのにしっかり三味線を支えてくれる!
こどもがお菓子あけてくれだの、YouTube操作してくれだのうるさくても、さっと三味線が立てて置けるのでストレス激減!
どっちの色もかわいいね。
津軽三味線ってでかいんですよ。床に置いても場所とるし、椅子に座って練習していて、床にわざわざ三味線置くのってだいぶストレス。そのストレスが解消されます。
買ったらわかります、こいつの偉大さが☆
駒
駒は三味線に付属していたんですが、ちょっと違う高さも試してみたくて2つ買った。
買ったのはこれじゃないけど。
三味線屋さんに行って購入。三味線屋さんに行ってみたくて、なにも買わないで出るのもあれで買ったみたいなところもある(ビビり)。2つで4,000円だったかな(レシートなくした)。
竹製で上がべっ甲のものと象牙のものにしてみた。音の違いはまだわからない。
素材が違うと音も違うのかなぁ。
駒はわりと安いので予備をもっていたほうがいいかも。うっかり踏んで壊したりなくしたりした場合、予備がないと練習できないので。
踏む?ってどういう状況?!
撥皮シール
これも付属されていたのだが、貼る位置を間違えたので(アホ)追加で買った。
津軽三味線はだいぶ前のほうから貼るのであ~る。
6枚入り800円くらい。定期的に貼りかえるものなのでまぁ買っておいて損はないかと。
お月謝・入会金
ばいろんがお教室を決めた理由はズバリ近いから!それだけ。
だってこどものお迎えとかあるのでサッと行ってパッと帰れないと困るのだ(生活感まる出し)。
入会金5,000円。お月謝12,000円/月(2回分、60分×2)
1時間6,000円かぁ。
普通のお値段ですかね?先生と1対1なのでこれくらいが相場かと。
三味線レンタル料金
マイ三味線を買うまではお教室でレンタルさせてもらっていたので月3,000円かかってます。
レンタルありがたい!続ける自信も出たので購入に踏み切ったけど、それまではレンタルで十分だった。
総額はいくら?
さて、総額はいくらになったのでしょうか?
ドルドルドルドルドルドルドル~(ドラムロールのくせがすごい)
な、なんと198,923円!!約20万円ですな。
※入会金・1か月分のお月謝・レンタル代、無駄な備品も含む。
た、高い~。
いかがだっただろうか?
もっといっている気もしていたので予想の範囲内ではあった。
無駄な備品とレンタル代を引くと、約17万円。
まとめ
もちろんもっとかかる人もいれば、もっと安く済ますこともできると思うが、参考になれば。楽器の値段がほとんどを占めるので、どの程度の楽器を買うのか?を始めに明確にしたほうが予算を組みやすいと言える。
いかにいい楽器を安く手に入れるかが勝負か。
津軽三味線は高いとはいえ、管楽器やほかの弦楽器もある程度良質のものを求めるならばもっと高いので楽器を始めるならこれくらいの出費にはなってしまうかなぁというのが感想。
値段よりも、自分に合ったいい三味線と出会えるか?のほうが重要かなと思える。
要らないものを買わないようにすることのほうが重要かもしれない。最初は気分がハイで色々買いたくなるものなので。
無駄な出費は避けなければならないね。
どんな習いごとにも出費はつきもの。真剣に続けるならば長く使える楽器への投資は無駄ではきっとないのだ!
お金稼がないとね、明日もあるからお母さんもう寝るからね。
とりあえず健康第一だもんね。睡眠大事。
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