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【津軽三味線】仲間たちだけで集まって団体戦に出た話【大会】

津軽三味線の巻

おはこんばんちは。え…もう2024年も始まってから5か月目?!
嘘だろ…そんなにブログサボってた感覚がねぇ!のばいろんです。みなさんいかがお過ごし?

さて、先日行われました「津軽三味線世界大会」なるものに団体として出場してみたのでそのレポ。記憶がホットなうちに書かないとすべての記憶がなくなるのでね。

それではどうぞ!(ここから計測開始です!!)

津軽三味線世界大会とは?

津軽三味線世界大会とは毎年5月のゴールデンウイーク中に青森県の弘前市で行われる津軽三味線の腕を競う大会。今年は第42回だそう。旧名は津軽三味線全国大会。

5月3日4日と2日間にわたって弘前市民会館で行われる。

ちなみに、全くの同日に津軽三味線日本一決定戦もリンクステーションホール青森(青森市文化会館)にて行われている。

ばいろん
ばいろん

な、なぜにぃぃ。名前も似てるっつーか、区別しにくいし!!

毎回言っているような気もするが、津軽三味線大会の名称の覚えられない感は異常。わかりにくすぎて、みんな地域名称で呼んで区別している。

津軽三味線コンクール全国大会 → 通称 浅草大会

津軽三味線世界大会 → 通称 弘前大会

津軽三味線日本一決定戦 → 通称 青森大会

ばいろん
ばいろん

いやもう、大会名もっと簡単にしてマジで!!

ヤギ助
ヤギ助

大丈夫?こういう発言大丈夫なの?

ちなみにですけど、さらに

津軽三味線津軽民謡全国大会 → 通称 琵琶湖大会

全国じょんから三味線競技会 → 通称 石川大会

全日本津軽三味線競技会 → 通称 名古屋大会

いや、待てと。なんでこんなに名前わかりにくいねん!!

ぺんぺん
ぺんぺん

通称で検索したほうが早そう。

ばいろん
ばいろん

津軽三味線全九州コンクールの潔さよ

師匠
師匠

しかし九州大会は応募資格が「九州地区在住及び九州出身者の方に限定」されているからなのかもしれないのであ~る。

ばいろん
ばいろん

それにしてもわかりにくいぜ!

団体部門とは?

津軽三味線の大会といえば、個人でじょんから節曲弾きや唄付け曲を演奏して技術を競うというイメージがありますが、どの大会にもたいてい団体の部門もあります。

大会にもよりますが、少人数グループ部門と大人数の部門に分かれており、だいたい3名~10名くらいなら小グループ、11以上なら大グループなど。

制限時間が個人よりは長く(3分半から4分以内くらい)、曲も「津軽じょんから節に準ずるような合奏曲」のようにふんわりとした設定になっていることが多い。

誰でも出られるの?

大会にもよるが、テープ審査などない場合も多く、弘前大会は審査なし。応募すれば誰でも出られる。

先生などがいない野良(?)のグループでも出場可能。趣味の仲間で集まってその場限りのグループとして出るのも可能です。

しかも全員の名前を提出しない大会もあるので、最悪誰が当日に出ててもわからないみたいなあやふやな部分もありそう…。まぁ奇跡的にその曲がすぐ弾ける人がいたらの話ですが。

にゃんこ先生
にゃんこ先生

影武者みたいのもありにゃりね?!

多くの場合は、お師匠さまや先生の指導の下、同じ流派のみんなで練習して団体戦に挑むというのが主流のよう。そしてその先生も本番の舞台に一緒に上がる場合が多い。

今回はばいろんの呼びかけに賛同してくださった(血迷った?とも言う)仲間と一緒に約半年くらい前から練習開始。月1くらいの練習頻度で集まって合奏し、ついに大会に出場。メンバーの住んでる地域がバラバラ過ぎるのでなかなか集まって練習出来ず…

ばいろん
ばいろん

それでも月1回の練習はとても楽しかった。そのあとビールも飲めるし。

ヤギ助
ヤギ助

飲み会したいだけやん!

ばいろん
ばいろん

ほぼそう!でも合奏が大好きだからみんなと大会も出たかった!

出場してみた感想

団体戦はいかにみんなで揃えるか?が大切だが、やはり個人戦と同じように場慣れが必要だなという感想でした。

練習ではそろっていても、どうしても本番はテンポがかなり走りがちになる。普段は間違えない人が間違えてそれに動揺して自分も間違える。ズレてるなと思っても修正できない…などなど。難しい点がたくさん。

先生がいないというのは圧倒的上級者がいないわけで、メンバーのどの音に頼れば良いのか?が難しいというか…今回は自分が言い出しっぺなのもあり下手くそなのに「タテ」(ハッとか言って合図するリーダー)をやらせてもらったので、ばいろんの音に合わせてもらうとなると、「オメーの音どれだよ?細くて聞こえねーよぉ!」とはなったと思う。

ヤギ助
ヤギ助

すごい仲悪くて口悪そうなおばさん集団やん!

ばいろん
ばいろん

いや、ごめん!メンバーはもちろんおしとやかで優しい人たちばかりよ☆

出場して良かった点

良かったことしかないくらい、楽しかった!

まず曲をどうするか?

毎月の練習でどんどん合わせていける喜び。

Tシャツ作っちゃう?というノリからのオリジナル、カッコいいTシャツの完成。

ヤギ助
ヤギ助

自分で言うな!

ばいろん
ばいろん

実際、カッコイイんすよ、コレが。

その勢いでシールも作っちゃう!

弘前のどこ泊まる?どこでご飯食べる?どこ観光する?の女子旅の流れ。

ばいろん
ばいろん

子どもを置いて、友だちと行ける旅行の喜び、プライスレス。

にもちゃん
にもちゃん

よかったねぇ、ちゃんと行けて。

もちろんですね、グループですから迷惑をかけてはいけないと結構練習にも打ち込んだので、相乗効果で自分の曲弾きも上達したと思う。なかなか速くて難しい手の動きが多かったので、曲弾きにも活かせた。

大会に出るという目標があることで、みんなで一致団結して上達していけたんじゃないか?と思う。

グループの難しさ

個人の勝負とは違って、メンバーのコンディション、個人の技術・得意不得意、テンポを合わせることの難しさなど複数人ならではの難しさは当然ある。

また、誰でも誰とでも組んで出られるかというと難しい部分もあると思う。技量が違い過ぎても難しい部分があると思うし、絶対的指導者の立場の人がいないのも難しい部分がある。

習っている先生もバラバラだと、まず先生の同意が得られるかどうか?といった難関もある。

他の流派の人たちとの頻繁な練習会や付き合いはちょっと困るという先生もいるだろうし、流派でそもそも大会に出るなどだと1人1グループまでという決まりがある大会もあるので。

ばいろん
ばいろん

幸い、ばいろんの先生は自由にどうぞというタイプ。漢らしい~そこにしびれる憧れるぅ~。

ヤギ助
ヤギ助

ジョジョ風に言うな!

習っている先生が団体戦に出ないタイプだと、団体に出るには自分の流派の仲間を募るか、どこかから仲間を集めて出るかくらいしかできない。

先生が団体に出ないタイプで他流派との交流はダメ、流派に気の合う仲間がいないとなると辞めるしか選択肢はない。

ヤギ助
ヤギ助

何を薦めてんだよ!

他の団体戦のグループさんはみんな同じ流派とかなんでしょうか?自由に集まった仲間同士というグループもあるはずなので、そこまで厳しい先生もいまは少ないのでは?と勝手に推測しております。

当日の流れは?

団体用の控室が決まっている大会もある(浅草大会など)が、弘前大会は今回は特に団体も個人も区別なく空いてる部屋を自由に使ってねという感じであった。

早く行かないと椅子がなくなると聞いていたので早めに会場入りしたが、今年は控室が増えたようで他の団体さんは別の部屋を使っていたりして、だいぶばらけて練習できていた印象。

弘前は会場近くに広い芝生部分があってそこでもみんな三味線を弾いているので、大きいグループはみな外で練習してました。

受付を先に済ませて、後は本番前に袖に行くという流れは個人と同じ。

椅子がたくさんもう舞台上に並べてあるスタイルで、どこに座ってもいいよ~自由です。と言われ、

ばいろん
ばいろん

じゃあ、すごい端っこでもいいんですか?V字にしてもいいの?一番うしろでも?などと言っていたら

いいですよ~本当に自由にどうぞ。

と優しく言われた。優しい。自由って素敵。

無難に横並びに座ったが隣と離れていると、とっても弾きにくい。もっとくっついて座れたら良かったが、そういう大会はないであろう。横並びでもみんなで揃えられないといけないのだ。

結果は?

団体戦は人数の少ないグループからという流れが主流のようなので(椅子の準備などの関係もある)トップバッターの予感はしていたがその通りに。

ばいろん
ばいろん

まぁ謎の団体やしね…

トップバッターは基準点になることが多いと思うので、演奏するほうは気楽と言えば気楽だったが、司会などが前に長く入るので緊張感が薄れてしまうという問題点が浮き彫りになった。

にゃんこ先生
にゃんこ先生

本番では適度な緊張感は必要にゃりね。

ばいろん
ばいろん

結果はまぁ揮わなかったわけですが、賞状と盾までいただけて感謝感激でした。

にもちゃん
にもちゃん

よかったねぇ。思い出になって。

団体には優しい。敢闘賞といって、全グループに賞状と盾をくださる配慮だった。代読までしていただき、嬉しい。優しい風が吹いていた。

ばいろん
ばいろん

全体的にみなさんすごく優しくてですね、また来るね☆という気持ちにさせてくれる大会であった。

結果は良くなかったわけですが、まぁこんなもんかなという予想はあったので、ここからまた龍のように昇っていくだけだぜぇのポジティブ精神でみんないた。

ぺんぺん
ぺんぺん

ポジティブ大切だね。

まとめ

津軽三味線の大会の団体戦に、自分の大好きな仲間と一緒に出たい!という一見無謀そうな夢がわりと早い段階で叶ってしまい、正直ビビったというか。

ばいろん
ばいろん

抜け殻感は多少ある。

ヤギ助
ヤギ助

大会後いっつも抜け殻になるじゃん!

自分のわがままだけでここまで勢いで来たような気がしたが、それは違う。仲間のやる気と優しさがあってこそ。

ばいろん
ばいろん

そこに愛はあるんかい?

にもちゃん
にもちゃん

あると思います!

ヤギ助
ヤギ助

いまメンバーにめちゃくちゃ嫌われたと思うぞ。

ブログで愛を伝えるのもどうかと思うが、いま本当に一緒に団体戦に出てくれてありがとうの感謝の気持ちしかない。

ばいろん
ばいろん

感謝の正拳突き繰り出しそう。

ぺんぺん
ぺんぺん

HUNTER×HUNTERのネテロ会長ね。

ばいろん
ばいろん

音を置き去りにして、かわりに祈る時間が増えるからね。

ヤギ助
ヤギ助

音を置き去りにすんなよ!!

ばいろん
ばいろん

なんかもう終わりみたいな、最終回みたいな流れになってもうてるけど。

今後も自分なりに楽しんで自由にやっていく所存だぜ。そこんとこよろしくロッケンロールです。

ヤギ助
ヤギ助

だせぇ。知り合いと思われたくないレベル!

ばいろん
ばいろん

じゃ、お母さんもう寝るからね。

師匠
師匠

ちゃんと三味線の練習をまじめに継続してほしいものであ~る。

コメント

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