おはこんばんちは。脳が疲れているばいろんです。すぐいろんな事忘れちゃうのでサッサと記事にしたかったのに4月は忙しすぎてこのざまです。
第26回津軽三味線コンクール全国大会なるものに出てみました。俗にいう浅草大会ってやつです。今回は当日の流れを振り返ってみる。前回の記事はこちら↓
申し込みから当日までの流れはまた次回、記事にする予定。
当日の動き
第26回津軽三味線コンクール全国大会は2023年4月2日に行われました。毎年だいたい4月の第一日曜日っぽいです。
何時に会場入りする?
大会は朝も早よから(午前11時開演)始まりますが、始めは小学生の部からなのであまり早めに会場入りすると疲れるかも?自分の出番が事前に分かっているのでその時間に合わせて会場入りすればまぁ良いかなと。一般の部は12時半からとなっていて、ほぼ進行表通りに進んでいたと思います。
二の組の場合は休憩も間に挟むので午後から行けばまぁ間に合う?14時25分から開始となっていた。しかし欠場者がいたりなどで時間が早まる場合もあるので余裕をかましすぎると焦るかも!
会場に着いたら
受付で名札的なものを渡されるのでそれを身につける。まだ演奏していないのに賞状もこの時に渡されちゃいます!あと津軽三味線コンクールって太字で入っているクリアファイルも貰えた。
まだ演奏してないのに、見事な演技を披露され…って書いてある賞状ね、ビビったよね…
それ、ちょっと面白いな!
受付後は控室に行くもよし、客席に行くも良し。自由な感じです。一応送られてきているチケットを持っていないと入れないのかな?忘れずに持って行こう。
控室はどんな具合なの?
浅草公会堂で指定された控室は一の組と二の組は別の部屋で、和室のだだっ広い控室。思ったより広くて自分のスペースかなり確保できました。
もっとごちゃごちゃで足の踏み場もないのかと思っていた!一人分寝れるくらいのスペースあるよ!
広い和室の壁周りに津軽三味線ケースがずらりと置いてあって各自、床座りで練習してる感じでした。
もう壁際空いてなかったから真ん中を陣取ったよ。
床座り苦手な場合などで、小さい椅子を持ってきてる人もいるにゃり。
控室には椅子はなかったです。座布団はあった。
控室はたぶんいつでも出入り自由っぽく、その他にリハーサル室とやらが指定されていて、出場順によって使用時間が決められている。
そのリハーサル室の使い方は不明だった…。親切そうなお姉さんに聞いたところによると、「その部屋に移動する人もいるけど、そこに行かないとダメってことはないです。」とのこと。
舞台袖に行く時間も自分次第?一応、リハーサル室と控室にはこの順番の人は袖に来てくださいってアナウンスはあるとのことだった。
リハーサル室の使い方が不明だか一応、指定された時間に行ってみた。自分の出場順に近い人がそこで練習している感じ。
人数が少ないので自分の音は控室よりは聞こえやすい。さわりをつけたりはそこで出来る。
誰も弾いていない時間がたまに出来ちゃって、こんな下手くそが弾いてていいのか?っていたたまれない気持ちになったりするよ。
あと調弦が指定されてないのでみんなC♯とかなのか?ばいろんはCだったのでなにやらみんなと音が違くて耳がおかしくなった!これチューニング合ってんのか?間違ってんのかって疑心暗鬼になりがち…
音上がってんの~?下がってんの~?みんな、はっきり言っとけ!
上がってぇーーーーる!!
KICK THE CAN CREW やないか!!
練習してたら偶然、人とフレーズ丸かぶりになる小奇跡が起きたりなどした。
お呼び出しがかかる
リハーサル室に係の人が呼びにきて、「えぇ!もう袖に行かないとなんすか?スマホとか家の鍵とか持ってきちゃってるよ〜」と焦っていたら、「まぁ舞台裏で預かりますから持っていって大丈夫ですよ」と言われた。優しい世界。
舞台袖にも辿り着けない気がしたので、係の方に連れて行ってもらった、1人だけ。みんな舞台袖に自分たちで来てたよ、慣れているのね。特に矢印とかでこっちが舞台袖です〜みたいな説明はなかったような気がする。
初めての人はとにかくその辺の人に聞いて!みんな親切に教えてくれるよ!
割と順番のだいぶ前に袖に呼ばれるので、それが嫌な人はギリギリに袖にくるという作戦の人もいるようだった。
そこは自由なのかな?よくわかりませんが、私が係ならできれば早めに来てよねとは思うかも。
舞台袖にて
袖にテーブルがあるのでスマホなど置かせてもらう。そんなものを持ってきてるやつは他には居なかった。
みんな、貴重品どうしてるの?楽屋泥棒いないのかな?
吹奏楽界では楽屋泥棒は高確率で出ることがあるので、貴重品はなるべく楽屋に置いて行かない方がいいと思うが、三味線の大会の場合は常に誰かが控室にはいるので楽屋泥棒の頻度は少ないのかな…
袖では椅子が7個くらいあって出場順に座っていくよ。だいぶ待ち時間あって、袖で話したり、体操したりなどして身体をほぐした。
不安と緊張で調弦があっているのかわからなくなるので、うまそうな人にみてもらったりなどする。ありがとうございます。
迷惑なやつだな!
あとはひたすら自分の番を待つのみ。椅子に座ると緊張が高まるので立ってウロウロなどした。司会の方が名前の読み方?の確認をしてくれます。
天神カバーはスマホのところに置かせてもらって、チューナーと撥さやはポケットにしまう。バチを落としたりする可能性があるから撥さやは移動時はつけているほうが良い気がする。
緊張がマックスに高まった時に、なんと先生が袖に駆けつけて下さった!おい〜こんなドキドキしてるときに現れるなんて!
ほ、ほ、ほ、
惚れてまうやろ〜!!!
懐かしいけど!チャンカワイ!惚れるなや!
そんなことある?まぁ確かに袖に明らかに出場者じゃない人たちがわりと出入りしてて、どなたかの先生とかなんだろうなとは思ってたけども。
頑張ってください!と言われて、いやそんなことより調弦これで合ってる?って津軽三味線を押し付けるばいろん。
超初心者の動き!
しかし先生の登場でなんか一気に緊張がどこかに吹っ飛んでいった。安心したんでしょうか?そりゃまだ緊張はしてるけどマックスからは60%くらい減った感じ。
めちゃくちゃ減ってるやん!惚れたんか?
いや、まぁ惚れてたらもっと緊張高まるっしょ?
そうこうしているうちに次の番になる!
自分の一個前の人の演奏は右から左へ受け流した方が良いと思う。前の人が超うまかったら絶望するし、超緊張してたら緊張がうつる!ので聞いているようで聞いてないのが1番良い。
ムーディ勝山ばりに右から左へ受け流せ~♪
ついに自分の番
自分の名前が呼ばれたら颯爽と椅子まで歩くのだ!緊張でキリンの歩き方みたいに右手と右足が一緒になるかと思ったわ。
キリンは右前足と右後ろ足を同時に出して歩く「側対歩」という独特の歩き方をするのにゃり!
いやその情報要らないわ!
椅子に座る前に歓声をかけていただき、ニヤニヤする。あれはとっても助かる。最高に緊張が減る!のでもし、ご友人やご家族が出る場合はやってあげて欲しい。
客席から大きな声を出すのってとっても勇気がいると思うんだけど、見ている方も応援の声があると微笑ましい気持ちになる。会場の空気感にも影響が多大にあるのでは?応援の声はとても力になる。実際、袖で待っている時もある出場者の方は僕の時も声援欲しい~っておっしゃってた。
全員そうかはわからないが、ほとんどの人は声援があったら嬉しいと思う。ので見てる人は頑張って声かけてみてね。
さぁ、そして本番じゃー。泣いても笑っても一回きりなので本番を楽しもう。などと思う余裕は1ミリもないです!
とにかくマイクを凝視して、作業を終わらせた感じ…
弾いている時の自分の音とか会場の感じとか何も記憶がない…マイクの大きさ、色、形しか記憶がないのである。
なんでだよ!
そりゃ凝視してたからじゃない?
演奏終了後
終わった時の開放感はマジで半端なかったです!やった~もうこの緊張に悩まされなくて済むんだ~という開放感です。
演奏はね、まぁそもそもの実力が底の辺ですから、自分の中ではそこそこの演奏は出来たけど人と比べたらマジやばいですね。
よくあの実力で出たねって感じ。
下手くそでも出ることに自分的には意味はあったので、緊張で疲れたけど出て良かった。初めての大会が浅草大会って無謀なやーつかもしれないけど、全体的には楽しかったです!
終わったら舞台からはけて、後ろを通って袖に戻ってスマホを回収して終わり。
しかし控室への戻り方がわかんなくて結構、うろうろ迷いました!方向音痴がヤバいからね。なかなか元の場所に戻れず苦戦。
どの扉から来ましたっけ?
絶望的方向音痴!
控室に戻ったら、さっさと楽器を片付けて終わりです!お疲れさまでした。
「これから演奏なんです〜初めてなのにこんなに後ろの番号で困る〜」というお姉さんに会いました。初出場だからといって出場順を前の方とかにはしてくれていないようです、初出場はたぶん散りばめられている感じ?
出来れば早く終えて、他の人の演奏楽しみたいのであまり遅い出場順だと御愁傷様といったところかと…選べないのでね…仕方ないですね。
片付け終わったあとは
自分が終わったら余裕も出て、いつも三味線屋さんに行く暇もないので、出ているお店から駒を買うなどする。色々楽器を見せて相談できるので便利〜。三店舗くらいロビーに出てましたかね。
あとは客席に座って演奏を楽しんだり、客席に来ている有名奏者さんを目でおったりなどする。
今年のゲストは浅野祥さま、土生みさおさん、中村滉己さんなど豪華でした。毎年豪華かとは思うけど。合奏の部も楽しそうで仲間を募りたいなぁなどと思う。
優勝決定戦はドキドキ。もはや耳が疲れてもう全然みんなお上手ですという感想しかないけど、みなさん素晴らしい演奏でした。
三味線仲間と最後まで舞台を楽しんで解散です。おつかれちゃん。
飲みに行きたかったけど三味線も待ってるし、次の日は月曜でみんな帰ってしまったので普通に家に帰った。家族は特に応援とかするタイプじゃないのでYouTubeも見せていない…見せたくないし?
わりと孤独な闘いしとるな!
闘いの挽歌の音楽流れてきちゃいそう!
またファミコンの話を…
そんな感じで1日が終わりをつげたのでした。
大会後の精神状態
疲労感が半端なくて、しばらく、というか10日以上、持って帰った状態のまま三味線を放置!
あの情熱は何処へ行ったのか?大会から10日ぶりくらいのお稽古でじょんから節を弾けなくなっているという衝撃の事実!
ばいろんの脳細胞が死に絶えたようだ…
ふっかつのじゅもんを いれてください
ドラクエか!!
個人的に4月の春休み中の大会は無謀であった…3月下旬に引越しが急遽決まり、引っ越し&卒園式、入学式の準備なども重なり。春休み中は三味線練習などやる時間もなく…
まぁみなさんお仕事もあるし主婦なんかより忙しいと思うので同じかとは思うけど、4月のこの日程はみんな少し厳しいのかなと。職場の異動とかもあるでしょうしね。
しかし気候は大変良く、新学期、新年度のスタートとして気持ちの良い大会になった人もならなかった人も、みなさんお疲れさまでした!
まだ見に行ったことがない方はぜひ来年、足を運んでみてはいかがでしょうか?
津軽三味線をやっている方はぜひ出場を検討してみてください、きっと成長に繋がると思います。
ちょっとしたお願い
プライバシー問題というか昨今のSNSの発展に伴う弊害というか…自ら私は何番の出場順ですと晒している人以外を他人がSNSなどで晒すのはトラブルの元かも…。
大会に出場するともれなく顔と名前がYouTubeに残ってしまうのです…これは嫌でも、そうなのです…今のところ拒否れない感じ?!
YouTubeに映ることを了承してんだから他人が晒しても問題ないだろ!というのは少し乱暴な考えかなと…
だから探すなよ〜いいな〜見つけても、晒すなよ〜、絶対だぞ〜。
なんか逆に!ダチョウ倶楽部の乗りのような⁉️晒して欲しがってるような?
マジです。リアルで知っている人もSNS上でばいろんに関して何かを晒すのはやめてね☆お願いします。
まとめ
浅草大会に関しては当日の流れはこんな感じ。他の大会のことは知りませんが参考になればこれ幸い。
次回は津軽三味線大会への申し込み方法、申し込んだ後の流れなど!小出しにこうご期待!
小出しに…笑
じゃお母さんもう寝るからね〜
やっと心配事なくゆっくり寝れるにゃりね。
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