三味線の中でもよく聞く津軽三味線ってどんな楽器なの?という疑問を解消する記事です。津軽三味線とは日本の弦楽器、三味線の中の一つの種類なのだ。
ではまず三味線とは?
三味線とは四角い木で出来た胴(どう)の両面に猫や犬の皮を張り、胴を貫通して伸びる棹(さお)に張られた三本の弦をイチョウ型の撥(ばち)ではじき演奏する楽器。
楽器は「天神(てんじん)」「棹(さお)」「胴(どう)」からなる。
天神は糸を巻いてある楽器の上のほうの部分のことだよ。
さらに棹は上棹、中棹、下棹の3つに分割出来るものが多い!
これすごいよ、分解するとゴルゴ13の武器みたいでかっこいいんだ!つなぎ目に接着剤使ってないとか職人技がすぎるぜ!
ゴルゴ13、確かに武器分割していつも飛行機乗っとるイメージあるな。
三味線は何から出来ているの?
棹と胴の素材
棹には紅木(こうき)材、紫壇(したん)材、花林(かりん)材などが主に使われる。樫(かし)や桑(くわ)製も多かった。固くて比重の高い木が良いとされている。胴は花林製。
つまり棹の部分が固くていい木であるほど高い三味線ということになるわけね。
皮の素材
昔は猫の皮が使用されていたが、高価なことと生産量の減少により、現在は犬の皮が主に利用されている。津軽三味線は大きいために犬皮を使うのが一般的。現在は動物愛護の観点や手入れのしやすさなどから人工合成の皮を使う場合も多い。
皮が音質に重要な役割を果たしているのが三味線なのだ。でも猫ちゃんと犬ちゃんがぁ。
出た。動物好きの精神!
その他の素材
糸巻きに使用されているのは象牙や黒壇。現在ではクリスタルや他の素材も使用されている。
撥(ばち)は木材、べっ甲、象牙、プラスチック、アクリルなどが使用されている。
糸について
弦は3本で、絹製。ナイロンやテトロン製の糸を使用することもある。
太い方(構えた時に上の方)から「一の糸」「二の糸」「三の糸」と呼ぶ。三味線の種類や音楽の種目によって糸の太さは変わる。
太い糸のほうが1の糸って感覚的になんか逆なんですけど!
西洋に毒されおって!!ギターやウクレレなどは細いほうが1の弦だからなぁ。
でもよく考えたら上から1,2,3の糸のほうが自然なんだよね、いつの間にか西洋に毒されてた。あっぶな。
さわりについて
通常、一の糸の巻取り部分の近くに「さわり」と呼ばれるしくみがある。一の糸の開放弦をわずかに棹に接触させることによって「ビィーン」という音を発生させるもの。倍音成分を増やして音色に味をつけ、響きを伸ばす効果がある。
これによって発する音は一種のノイズであるがこれが三味線の音には欠かせないものである。
これが三味線の心に響く音の正体でもあるぞ
三味線の種類
以上のような作りの楽器を三味線と呼ぶが、三味線は伴奏する内容に合わせていくつかの種類がある。棹の太さから「細竿」「中棹」「太棹」に大別される。
細棹(ほそざお)
棹の太さ(棹上部の細い場所の幅)が約2.5cm以下のもの。全体的に小ぶりで軽く乾いたような透明な音色がする。
主に長唄・小唄・端唄などに使われる。長唄三味線など。
象牙製の撥(ばち)を使う。歌舞伎音楽などでも使用。
中棹(ちゅうざお)
棹の太さが約2.6~2.7cmのもの。
主に地唄・民謡・小唄・端唄に使われる。
民謡三味線、地唄三味線、小唄三味線などそれぞれ特徴が違う。
太棹(ふとざお)
棹の太さが約2.8cm以上のもの。全体的に大きい。
主に義太夫・津軽地方の民謡に使われる。
義太夫三味線、津軽三味線など。
やっと出てきた津軽三味線!
いっぱい種類あってもうわけわからんです。
棹の太さで大まかに種類を分けているが、これといって決まった定義はなくあいまいな部分も多い。一般的に広く知られているのは津軽三味線だが三味線界ではどちらかというと異端児的である。
棹の太さの他に糸の太さや、使用する撥の違い、奏法の違いによってさまざまなジャンルの三味線が存在する。
津軽三味線とは
やっときたこれ!前置きなっが!!
もう半分寝かけているわ。
いや元気そう。組体操してるし!
津軽三味線は津軽地方(現在の青森県西部)で成立した三味線音楽。本来は津軽地方の民謡伴奏に用いられるが、現代においては特に独奏を指して「津軽三味線」と呼ぶ場合が多い。撥をたたきつけるように弾く打楽器的奏法と、テンポが速く音数が多い楽曲に特徴がある。
津軽地方の男性視覚障碍者の芸として生まれたと言われている。三味線の中では歴史が浅く、起源については文献はごくわずかでほぼ口伝えから調査記録されたものしかない。
太棹になり叩き奏法になったのは他の三味線奏者(中棹・細棹)より目立つためだったと言われているにゃり。
速く弾くために撥も小ぶりになったと言われているよ。
津軽民謡の伴奏楽器だったものが、だんだんと三味線のみで演奏する前奏部分(前弾き)が独奏として独立していった。
とんだ目立ちたがり屋さんだな!
1980年代になると舞台芸術として一般に向けた合奏団形式のコンサートが演じられるようになった。このあたりから津軽三味線の役割がわき役から主役へと転じて行った。
現在、一般的に三味線と聞くと津軽三味線を多くの人が想像するのは独奏楽器としての側面が強調され、奏者が独奏主体の演奏スタイルを確立しているからと思われる。
しかし、津軽三味線の特徴のひとつには即興での伴奏(唄づけ)がある。これが出来ない奏者も多くなってきていてこれを憂う声も聞かれる。
そんなの関係ねぇ!そんなの関係ねぇ!かっこよく三味線が弾きたいだけなんだぜ!はいっ
いや、おっぱっぴーと言わせるなよ!
まとめ
いかがだっただろうか?
三味線とは、木の四角い枠に固い木で棹がさしてあって、犬か猫の皮が張ってあり、棹に張ってある三本の糸を撥(ばち)ではじいたり叩いたりして音をだす楽器の総称。特徴的なのは「さわり」という部分で「ビィーン」というノイズが出る。
色々な種類があるが定義はあいまい。その中でもなんだが有名な津軽三味線は太棹で独奏に特化したとんだ目立ちたがり屋さん。津軽民謡の伴奏が本来の役割だよ。
現場からは以上です。
いやまとめだけ文が幼稚すぎるだろ!!!
とにかく津軽三味線はかっこいい!ちなみに楽器をやる人は全員目立ちたがり屋だよ☆
じゃ、お母さんもう寝るからね。
突然だな!
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