おはこんばんちは。
好きな動物漫画は「動物のお医者さん」のばいろんです。小さきものはすべて彼にとってチョビなのだろうか?
津軽三味線の流派ってどれくらいあるのでしょう?最大流派は?習うものにとって流派は重要なの?などの疑問が解消される記事を目指します。
津軽三味線の流派とは?
流派とは?それぞれ異なる流儀などを継承する集団。能・狂言・茶道・華道・書道などの芸事や武術などの分野によくみられる。
津軽三味線では流派はどのくらいの数あるのでしょうか?
正直わからない!以上(キリっ)
キリっじゃねーわ。わからんのかーい!
まぁまぁ別にね?数が分かったからなんだってことですよ。もう初めに言っておくと流派とかどーでもいいんでね。重要でもなんでもないっていう。
大丈夫なの?この発言。
津軽三味線の流派とは何なのか?
津軽三味線は歴史がどちらかというと浅いほうの伝統芸能である。民謡の伴奏楽器であったものが、だんだんと即興の曲弾き(要するにアドリブ演奏)のほうがメジャーとなってきた楽器である。
そのため、即興曲やアレンジを自由に行えるということ=みんなが同じ曲をやる必要性が薄い=芸を伝承していく必要性も薄い。といった流れで流派が大小さまざま派生した。
その上、業界を統一する組織がないらしい!プロ・アマの線引きもあいまいとのこと!マジか?!
もうこのブログ読んでいただければ解決すると思う☟勉強になる記事
もてぎ三絃道さん
流派によって違うことは何なのか?
もてぎ三絃道さんの記事を読んでいただければ分かりますが、津軽三味線の流派はあってないようなもの?!
昔から長く続いている流派ではそれなりの決まりやしっかりとした指導方法などが確立しているのかなと思うが、基本的には○○派や〇〇会と名を付けた方が生徒さんを獲得するのに便利だからつけていると言えなくもない。
流派によって曲が違う(楽譜が違う)
同じ民謡曲でも津軽三味線の演奏フレーズがまったく違ったりするものもある。基本は似ているが細かい手(ハジキの場所や回数など)が違うこともあるし、メロディラインがほぼ違うこともある。
六段は比較的、原型を保っているほうで、他の民謡曲は流派によってほぼすべての曲で違いがあると言ってよいほど。
これはアドリブ自在の津軽三味線の良いところではあるが、初心者や独学者には非常に困る現象の一つ。
花笠音頭一つとってもYouTubeで見つけた音源と、先生から習った楽譜が違っていて、謎だけが深まってしまう初心者時代。
先生から習った曲をひっさげて、引っ越した先でサークルに入ったら、「そこ違います!」などと言われて曲をまるごと覚えなおさないといけなくなる夏(1993)
なんで夏?!急に。
1993 恋をした~ Oh君に夢中~♬
いや、あったけど!懐かしいけど。
二の糸の糸巻きの位置が違う
三味線は普通、糸巻きの上から順に一の糸、二の糸、三の糸と巻くわけだが、津軽三味線では二の糸を三の糸の位置に巻く流派が存在する。
上から一の糸、三の糸、二の糸となるわけで、当然調弦をするときに糸巻きをいじる位置が違ってくる。
全国大会とかみてて、どうしてこの人この糸巻きから回してんだ?って超初心者時代はまじ謎だった。
三の糸が上側にある糸巻になるか、下側にある糸巻になるかで動きにも違いがでてくるのであ~る。
流派によってどうして違うのか?明確な答えはネット上にはない!
まじどうなってんの津軽三味線界って。呼び名も統一感ないこと多いし(かましとかきまわしとか)、ほんとうざくない??
おまえが言うなーーーー!!
流派が違う人同士で演奏するときはどうするんですかね?そろえるのかな?そのまま自己流で行くのかな?謎~。
糸巻きの位置の違いによるメリット・デメリットも特にはわかりません。
勝手な予想では
- 糸巻きの位置をなんとなく変えてみる人が現れる(俺流カッコよくね?)
- その人が先生になったり流派を作り出して、それが広まる
- もとからあった糸の巻き方と新しい巻き方が混在する(いまここ)
勝手に予想すな!
目が見えない人がこの順番の方が調弦しやすかったからなど諸説あるらしいが、本当のところはよくわからない。
個人的にはどっちでも慣れれば別に不便ないので、本当にどっちでもいい気がする。とりあえず今は通常の順番で巻いております。「統一すれば便利でいいのに」とも思う。
叩き三味線と弾き三味線?
叩き三味線と弾き三味線の二つに大きく大別されると書いてある情報が多いが、これは高橋竹山(ちくざん)先生と木田林松栄(きだりんしょうえ)先生が比較され、マスコミが面白おかしく記事にしたことから言われだしたことらしい。
なのでまぁ津軽三味線は叩き三味線でもあるし、弾き三味線でもあるし。もう本当に自由よ自由。自由に羽ばたいてよ。
投げやりになってきてるなぁ!!
個人的にはバシバシ叩くだけじゃなく、繊細できれいな音を出すことも目標にやっていきたいなぁと思っている。
大きな流派はどこ?特色は?
小山流、澤田流、高橋流が三大流派となっていて、組織が大きい。それ以外にもたくさんの流派や会が全国に存在する。
小山流は1992年から小山会に名称を変更しているよ。楽譜で教えるスタイルで、楽譜を売ったりしてくれていて独学者や教わるほうとしては助かる存在。
流派の特徴などはまた別で調べたくなったからここでは割愛させていただく。
津軽三味線の流派は重要なの?
そこまで重要ではないが、いい先生に出会うための指標にはなる気がする。
歴史が長く、組織が大きければそれなりの指導のノウハウが貯まっているわけで、いい先生や先輩に出会える確立も高まると言える。
一方で、歴史がある流派だからといって先生の指導が素晴らしいかというとそれは人によるともいえる。先生と自分の相性が一番重要なのだ。
大きい流派に属するメリットは
- 安心感
- 引っ越し先にも同じ流派の先生がいる可能性
- 大合奏などに参加できる可能性
- 仲間や先輩や色々な師匠に出会える可能性が高い
- 大会などで有利なことがあるかも?!
デメリットは
- 自由が利かない可能性
- お金がかかる可能性(お揃いの衣装など)
まぁ特にデメリットは思い浮かばないわけですが。かといってメリットのほうも特に重要かというとそういうわけでもなく。
じゃあ、どうやって先生を選べばいいの?
おすすめの決め方としては、
- 先生の演奏をまず聞いてみる(その演奏に憧れるかどうか?)
- 先生の年齢や性別と自分の年齢・性別との関係性(どうしても同性じゃないと緊張するとか、年下すぎるとやりにくそう・年上すぎるなど)
- 教え方が自分に合っているか?(絶対に譜面はダメとか動画はダメとか現代曲はやらないとか色々あるかもしれない)
- 指導がうまいのか?(演奏が素晴らしくても指導が下手という場合もある・多くの素晴らしい門下生を輩出しているか?など)
- 実際に長く通えるのか?(場所・お月謝など)
- 相性(自分が好きな先生の言うことは素直に聞けるが逆も然り)
三味線販売の優宝さん☝に津軽三味線教室のご案内というページがある。とても参考になると思われるのでぜひ。
流派の移動は出来ないのか?
さんざん、流派なんて別に気にするなと言っておいてあれだが、割と流派の移動はしにくいようだ。自分が体験したわけではないが、気に入らないからハイ次の先生へと簡単にはいかない場合もある様子。
変えるのには労力と気力がいるので、はじめに決めるときが重要。なんとなくで決めるのだけはやめておこう。
実際ばいろんも、じゃあ先生これからよろしくお願いしますと決める前に、「この教室で習うということは他の先生のところでは習わないでくださいね」とやんわりと念をおされた。色んな先生から習うことは一応ご法度の様子。
なんでそこは自由度高くないんだよ、津軽三味線界!他は自由過ぎるほど自由なくせして。
先生方も商売である以上、囲い込みも必要なのであ~る。お教室が多くて生徒が少ない現状では致し方ない面も。
まとめ
というわけで今回も無駄に長くなってしまったわけだが、流派って本当にいまだによく分からないけど、みんなでがんばって津軽三味線界を盛り上げていきたいよね!
なんかさんざんひどいこと言っておいて、ここだけ優等生のような発言!
最近は流派の垣根を越えて、若手の津軽三味線奏者の勢いのある活動が目立ってきてるよね。
流派にこだわるよりは、どの先生についていくか?を重要視したほうが個人的にはいいと思う!あと若い先生はいいよ、エネルギーをもらえるよ。
怖いおばさんの発言すな!!
じゃあ、お母さんもう寝るからね。ばいろん会も将来的には発足だわ。
寝言は寝て言えーーー!
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