小学生にフォートナイトやらせる？やらせない？【ゲーム大好き母の意見】

おはこんばんちは。ゲーム大好きおばさんのばいろんです。

大好きといっても中毒ではない。FFより、ドラクエ派。いまやっているのはアンチャーテッド4。まだラストオブアス2買ってないんだなこれが。というより、プレステ4も買ってないけど…借りてる、大の大人がゲーム機本体借りてる（やばい）。

さて、世界的に人気のフォートナイトというゲーム。ついに息子（小学校中学年）もやりたいと言い出しました。親としてどうする？という話。

フォートナイトを小学生にやらせる？やらせない？

結論から先に言うと、とりあえずまだ早い！ということでやらせないということにした。（小学3～4年生ではまだまだ早すぎるという決断。とりあえず15歳まではダメと言っておいたが変更はあるやもしれない。）

フォートナイトとは？どんなゲーム？

ざっくり説明すると、エアバス（要するに飛行機）から島に100人お友達（プレイヤー）が降りてきて、島内で最後の1人（または1組）になるまで相手をやっつけていくゲーム。

マインクラフトのような建築要素もあり、さまざまな武器や素材を拾って集めることで戦いをより有利に運んでいくことが可能。

バトルロイヤルというやつですな。自分以外はみんな敵！！1組というのはチーム戦もあるから（4人一組など）。

しかも時間と共に無事でいられるエリアが狭くなっていくので、ずっと隠れておくなどの作戦はできないのだ。（台風みたいなのが迫ってきちゃう！こっわ。）

任天堂switchで無料で遊べる

パソコンでチャットしながら遊ぶゲームかな？なんて思っていたが、なんと任天堂switchでも無料ダウンロードができ、実際すぐに遊べてしまうのだ。プレステ4やパソコンでもプレイ可能。

世界的にも有名なゲーム

無料で遊べるということもあってか、世界で1億2,500万人以上のプレイヤーに遊ばれている。そんなに？！

1人プレイ、2人一組、4人一組プレイがあるようで、チーム戦の場合はボイスチャットでお互いにおしゃべりしながらゲームが出来る。

オンラインにしてお互い離れた場所からでも、一緒にゲームが楽しめるというわけだ。逆にいうとオフラインでは遊べないゲームなのだ。

フォートナイトを小学生にやらせたくない理由

小学生から今日（アラフォー）までずっとゲームをやり続けている母ばいろんが考える、フォートナイトを小学生にやらせたくない理由。

武器を使って殺しあうというのがいや

グロい描写は一切ない。という息子の主張通り、血が出たりといった描写はないし、倒された人（死体？）もすぐに画面から消える仕様ではある。

しかし、グロい描写があるかないかに関わらず、銃などの武器で相手を撃ち殺すというゲーム性がダメと感じる。少なくとも小学生には早すぎる。

そう、スマブラも殴り合い、他にもよく考えたら悪い影響のあるゲームもたくさんあるであろう。だがやはり、銃で相手を撃ち殺すという部分はどうしても小学生にはまだ早い！という感想しかない。

撃ち殺す相手が他人（プレイヤー）というのもいただけない理由。これがモンスターとか突拍子もない架空の生き物とか、ただの的のようなものなら少し考えたかもしれない。

人生経験の浅い子どもはゲームと現実との境目があいまい

大人になれば、「所詮ゲーム内のこと。現実世界とは何もかも違う。」というのは分かり切ったことで、ゲーム内でどんなに銃を撃ちまくっても現実世界でそうしたいとはみじんも思わないし、乱暴になるようなこともない。

だが、まだまだ色々な面で未熟な子どもにとっては、ゲーム内の虚構の世界と現実世界の境界線があいまいなのではないか？

「いや、子どもだってバカじゃないし、ゲームと現実の区別くらいついてるだろ。」と言う人は小さい子どもが心からサンタクロースの存在を信じていることを思い出して欲しい。

２～3歳の子どもはほとんどサンタクロースの存在を信じて疑っていない。もっと大きい子でも信じたままの子もいるくらい。

果たして何歳くらいから、はっきりとゲームの世界と現実世界の区別がつくのか？知らないが、小学校低学年は少なくとも人生経験はまだまだ足りないと言わざるを得ない。

大人でもパソコンチャットゲームに依存して中毒的になったり、乱暴な攻撃性を持ちはじめたりすることもあるので、小さい子どもへのゲームの影響はかなり大きいと考える。

最初は無料ってのがもういや（課金地獄）

分かりますね？最初は無料、誰でも出来て面白い、グロい描写もないから子どもでも出来るよ～という戦略。

ここまで競技人口が増えれば、たとえ一人が少額でも集まれば莫大なお金になるわけで。

ゲーム内で出来るダンスとか謎の動きを買えたり（エモートと呼ばれている）、見た目を変えるためのグッズが買えたりする。

またバトルパスなるものも買える。「フォートナイトではバトルパスがシーズンごとに売られており、バトルパスは1シーズン（７５日間）有効でティアを上げると魅力的なコスチュームや独創的なエモートが手に入る」

まあまあ、要するに、遊んでいるうちに色々欲しくなっちゃうものが次から次に出てくるということ。ただ、フォートナイトの良いところは課金してもしなくても強さには影響があまりないというところ。

ボイスチャットが絶対にいや（未知なるものに対する恐怖）

ボイスチャットというのは声で会話する（何言ってんだ？！）要するに知らない人ともゲームを通じて会話できちゃう機能のこと。

分かるんですよ、別にリアルの友達とだけ繋げれば問題ないとか、そんなに危ないようなことないとか、子どもと同じ空間で注意して聞いていれば問題ないとか。

実際、知らない人とオンラインで繋がって「どこに住んでるの？」とか聞かれても答えちゃダメだよ！と息子に強く念押ししたとしても、うちの息子たぶん無理だろう。

言葉巧みに誘導されれば、個人情報も漏れるだろうし、悪い言葉を聞けば覚えて使うだろうし、暴言を吐かれれば凹むだろうし。

ただ、任天堂switchちゃんはとっても出来るやつなので、みまもり設定をすれば、ボイスチャットをそもそも使わせないなど出来る。なので最初にそのあたりを調べてきっちり設定しておくことは重要。

ただフォートナイトは、ボイスチャットありきのゲーム性だと思う。ボイスチャットで仲間と作戦立てながら勝ちに行くゲーム性なので、結局ゲームをやり始めたら「チャットもやりたい！」と子どもが言ってくるのは確実。だからいや。

中毒性がありそうでいや（廃人化への道）

ゲーム中毒になるような人がやっているゲームはほぼオンラインゲーム。普通のゲームと何が違うか？他の生身の人間と一緒にゲームをするというのが依存の一つの原因だろう。

ゲームをまったくやらない人は分からないだろうが、オンラインで他人と繋がってゲームをすると依存性が一気に高まるのだ！（一度やってみれば分かる）

「負けてくやしぃぃぃ次こそ勝つ！」という気持ちがゲームをだらだらと続けさせ、「勝った時の高揚感がすごすぎ」てまたそれを味わいたくてゲームが辞められなくなる。

フォートナイトは、がっつり他人を蹴落として勝利を目指すゲームであり、ボイスチャットで友達と協力して相手を倒すとか面白くないわけがない！

ゲームってある程度いっきにガーッとハマって飽きたらやらなくなるのが普通なのだが、フォートナイトは「飽きるまで時間かかりそう」なのと、「友達と時間を合わせてやらないといけない」ところなどが、まだ小学生では早いかなと。自分を律するのは難しい。大人でもそうなのに小学生ではなおさら。

フォートナイトを小学生にやらせるなら

やらせても別にいいとは思う。ばいろんが受け入れられないのは主に「銃で相手を撃って殺しあうゲーム」という部分なので。それが小学生には早すぎると思うだけ。

ゲームとしてはかなり面白そうだし、グロい表現はないのでなんなら自分はやりたいくらい。

もし子どもにやらせる場合は、親もゲームのことをよく知って、どんな点が問題になりそうか先回りし、約束事や制限を設けておくことが重要かなと。

みんながやっているから問題

これは悩む。制限しすぎるのは子どもに悪影響しか及ぼさないので、絶対に極度の制限はやめよう。

制限しすぎると、必ず反動がくる。なんでもそこそこゆらいでいないと。

いま息子がいるクラスのほぼ男児全員がフォートナイトをやっているのなら、うちもやらせるであろう。心情的にはやらせたくはないが、一人だけ仲間に入れないのは不憫すぎるので。

ラッキーなことに、周りの環境はそれほどフォートナイトに傾いていないので、いまのところはうちは削除という方向で。

YouTubeでゲーム動画を見て楽しむのみにさせておく（見るだけなら許す方向）。

ただ、クラスの男児ほぼ全員とかなるだろうか？！やっぱりどこのお母さんも小学1～4年なら外で3時間は元気に遊んでこいや！と思っていると思うのだが…。みんながやらなければ、流行らなくて済むのだがなかなかそうもいかない世の中（ポイズン）。

いずれ飽きるからそこまで悩まなくてもいい

子どもの流行り廃りはものすごい速さなので、フォートナイトもいつか飽きるとは思う。「上手い人が多いと、すぐにやられて面白くない」「レベルがあう友達が見つからない」などの理由で飽きるのも早いと思われる。

ただ大人でも中毒になっている人もいるので「絶対に飽きるか？」というと分からないのが怖いところ。

できれば他のゲームでなんとか手を打って欲しいところ。数多くあるゲームの中からわざわざフォートナイトを小学生にやらせなくても、もっと他にたくさん面白そうなゲームあるでしょうが！とは思う。

まとめ

結局、何歳からなら良い・何のゲームなら良いというのは各家庭の考えによる。ただ、子どもが小さければ小さいほど親が注意して見守って、ある程度は制限もしていかないといけないと思う。

ゲームって楽しいのだ。「ゲームも楽しいし、他のことも楽しい！」そういう人生を送れるようにうまく導き・見守っていくことが大事だと思う。「ゲームだけの人生」や「ゲームなしの人生」はやっぱり少し悲しい。

息子は「お母さん、絶対このゲーム好きだと思うよ！」っておすすめしてくれて、一緒にやれたら楽しいだろうなぁと思うが、いまはまだ早いと思う自分の直感を信じてしばらくは我慢させたいと思っている。

小学生ならこれか☝これ☟にしとき～。