おはこんばんちは。
かた焼きそばが大好きなばいろんです。カリカリの麺って最高。
9月13日に「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)で、東野幸治さんが津軽三味線の演奏を披露しましたね。色々な感想があったようですが、津軽三味線をやっているいちおばさんの個人的感想をのべてみます。
東野幸治さんが津軽三味線をはじめたきっかけとは?
東野幸治さんといえば、ばいろんの中では「ひがしのり」。ダウンタウンの番組で髪の毛がチリチリだからか?!かた焼きそばに見立てられて、熱々のあんかけを頭からかけられている人というイメージ。
どんなイメージだよ!!
ひどい内容だが実際に放送されていた!時代は変わるんだなぁ。
津軽三味線をはじめたのは3年ほど前から
さんざん番組内で半年とか密着205日などと言われていたが、実は津軽三味線をはじめたのは約3年前のよう。
ばいろんより少しひがしのりんが先輩ですな。
ひがしのりんって呼ぶな!!
2018年3月15日放送の「東野・岡村の旅猿12」で、「最近習い始めた津軽三味線教室に向かう」という内容の番組が放送されている。このことからも2年以上前から津軽三味線に触れているのかなという感じ。
はじめたきっかけは、「老後のお金儲けのため」や、「人生でまだ何も成し遂げてない(から津軽三味線を成し遂げたい?)」というようにおっしゃっている。
今回の番組の企画内容
はじめたのはだいぶ前のようだが、「行列のできる法律相談所」内の企画では約半年(205日密着)で細川たかしさんの「望郷じょんから」の三味線パートに挑戦。
細川たかしさんを迎えて、リハーサルなし本番一発勝負で演奏を披露するという内容。
ばいろんはこの番組を追いかけていないので、その前の色々は見ていないのです。この本番のところだけしか見ていないのでご了承ください。
望郷じょんからとはどういう曲?
望郷(ぼうきょう)じょんからは1985年に発売された細川たかしさんの曲。上京した人が故郷の津軽地方に思いをはせるという歌詞。
主に津軽三味線と尺八の演奏とで歌われる。日本人なら心にグッとくる演歌。
歌の途中に津軽三味線のソロパートもある。
色んな三味線奏者のバージョンありますけど、ばいろんが大ファンの土生(はぶ)みさおさんのやつ貼っときますね。
津軽三味線パートは難しいの?
番組内でも触れられているが、キーが高い。普通はだいたい津軽三味線は4本調子(C)あたりのキーで演奏すると弦の張り具合がちょうどいいわけだが、津軽三味線の限界ギリギリのキーとあったので、かなり演奏しにくいと思われる。
吉田兄弟さんから週2回の指導
いいなぁ~うらやましすぎる~。
吉田兄弟さんは超有名な津軽三味線奏者のお二人なのでもはや説明不要だが、お教室はやってらっしゃらないわけで。教われるのはごく一部の人たちだけであろう。
いいなぁ~芸能人ってやつは。嫉妬&嫉妬ですわ。
心の声が漏れているぞ!
お月謝払ってるのかな?とかお互い宣伝になるしwinウィンなのかな?とか下衆な発想しかでてこなくてごめーん。まことにすいまめーん。はい!
ジョイマンぶち込んでこないで!
番組で密着した205日とは吉田兄弟さんに習い始めてから本番までの日数のようだ。
東野さんの楽器経験は?
ラジオでおっしゃっているが、ギターも何も経験がない。まったくのゼロからの津軽三味線とのこと。
3年前くらいに後輩芸人さんから津軽三味線をならい始める。
後輩芸人なので先輩に強く指摘ができずに、変な癖がつく。
吉田兄弟さんから習い始めるときに「マイナスからのスタートです」と言われる(変な癖を取るのが大変だから)。
という流れらしい。
だから言ってるだろう~。とにかく初めはお教室で習えよと!
鬼の首とったように!
東野さんの演奏を聞いた感想
津軽三味線や他の楽器の経験の有無などにもよるが、さまざまな意見があった。
世の中の意見
Twitterなどで見かけた意見としては、「聞いていられなかった」「リズム感がなさすぎる」「放送事故」といった辛辣めなものから、「感動した」「難しいなりに頑張っていた」といったものまでさまざま。
Twitter貼れるのは知ってるよ。でも嫌いなのあれ貼るのが。面倒くさいからじゃないよ。決して。。。
面倒くさいんだな。それか貼り方わかんないか。
ばいろんの個人的な感想
まず、マイナス評価を見てから放送をみたので感想としては「思ってたよりすごい!」であった。
吉田兄弟さんから習い始めてからを三味線歴とするならば、約半年で一人であの緊張状態の場面であそこまで弾ききれる人はあまりいないと思う。
まず緊張が半端ないはず。楽器の経験がある人ならわかると思うが、人生初といってもいい人前での楽器演奏であの舞台。緊張しない人がいたらモンスターである。
芸人さんだからテレビ慣れしているし、人前に出るお仕事なんだからもしやそこまで緊張とかないのだろうか?と思ったが、ラジオでご本人が「人生53年間で一番緊張した」とおっしゃっている。
ですよね~。わかる~×100
人前での楽器演奏ってとっても緊張するんだよね。よく知っている人の前だとなおさら。
緊張すると、身体に無駄な力が入って全然思うように自分の身体が動かせなくなる。津軽三味線でいうと左手が全然言うことを聞かなくなって、ブルブル指が震えたり、スリも引っかかりまくる。右手のスクイもだめ、叩きすらスカ撥になったり。
緊張、おそろしい子!
ガラスの仮面!
普通はだいたい演奏の形がついて、なんとなくでも自分の中で自信が生まれてから舞台に立つものだが、おそらく東野さんは日程が決まっていた。ある程度納得のいく演奏の出来に達する前に、本番が来てしまったのではないか。
それでも演奏をやりきり、ばいろんはわりと純粋にかっこいいなと思った。姿勢もよかったし。そりゃよく聞いたらまだ人前で演奏するレベルではなかったかもしれないけれど、もう行くしかない!という気迫みたいなものを感じたし、やっぱりさすが芸人さんだなと思える魅せる技量があったと思う。
そして、ずっと練習してきて楽しかったとおっしゃっていて。うなずき×100
津軽三味線にスポットライトが当たるということ
自分がハマっているものにスポットライトがあたると嬉しい。
最初は本当に正直に言えば、
えっ?あの心がないと言われる男、ひがしのりが津軽三味線を?…できればもっと違う人プリーズ
などど思っていたが、今回の演奏を聞いて応援したくなった。
津軽三味線は難しいということが世の中に浸透したかも?
あの吉田兄弟さんに週に2回ならって半年であれくらいなのかと。そんなに難しいのかと。
難しいんですよ。でも楽しくもある。
あなたも「東野さんよりは弾けているじゃん」と言われなくもないかも?!
三味線をやっていない人からしたら望郷じょんからの調子が高くて弾きにくいということなどもわからないはず。さらっと六段なんかを弾いてみせれば「上手じゃん」と言われること間違いなし。
そうか?!
「音程がたびたび外れていた」のような意見にはパンチをお見舞いしたい。
津軽三味線は調弦3年ツボ8年と言われるくらい音程とるの難しい楽器だもんね~。
津軽三味線をやってみたいという人が増えたかも?
練習してもしてもなかなか上達がみえないものだが、東野さんは「練習しててずっと楽しかった」とおっしゃっている。挑戦する姿をみて、自分もやってみようかなと思った人も多いかもしれない。
三味線人口が増えれば、三味線の需要が増え、いずれは三味線が安くなり、ばいろんの手元にも安くていい三味線が入ってくるという。夢がありますな!
すごい都合のいい妄想。
津軽三味線の演奏を生で聞いてみたいという人が増えたかも?
確実に細川たかしさんのファンは増えたと思われるが、それと同時に吉田兄弟さんや土生みさおさんその他の津軽三味線奏者の演奏を生で聞きたいという人も増えたと期待。
津軽三味線に興味のある人が増える、需要の増加からの演奏会の増加、価格競争、チケット代が安くなる。ばいろんも気軽にコンサートに行ける。とこうなりますね。
ぜんぶ妄想が自分勝手なんだよなぁ。
まとめ
頑張っている人って応援したくなるよね☆
上手じゃなければ人前で演奏するな!と言われてしまうと津軽三味線を人前で演奏できるのは一握りの人たちだけとなってしまうであろう。
誰だってどこでだって音楽を楽しんでいいはずである。
細川たかしさんの「良かったですよ。思ったより全然いい。半年ちょっとでこれですから、来年は一丁前になるんじゃない。」というのはただのお世辞なんかじゃないはず。音楽をやってきた人ならこの気持ちがわかるはずである。誰でも最初は初心者であったことを忘れてはならない。
今後の三味幸治(しゃみのこうじ)たかしさんの活躍に負けないように練習するかぁ~。
いつか共演できる日がくるといいにゃ。
いや、来ないだろ!あっても来世だろ。
じゃ、お母さんもう寝るからね。津軽三味線のカッコよさがまた一つ世界に伝わったかな?
いや、どこから目線のセリフ?!もう寝て。
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